隠し設定ページ(殴)

※このページの大半は「ぷろとたいぷ」です。真に受けると後で偉い目にあう事もあります。
※そのとききっと「かかったなアホがッ!」って言います。
※死亡フラグです。

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第六部
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2990年から30年後の世界
一大企業にまで発展したユニオンリバー社
ロディ達主要人物は引退し喫茶店の経営にいそしんでいる

別作品「ユニオンサーガ」のアル達が合流した(宇宙が統一された)世界
ロディはシルヴィーと結婚し、アリアという娘を授かっている
かつての依頼人である詩亜の子・蓮と結ばれ瀬奈が誕生

アリアは月遺跡から新たに発見された「セプター」のナノマシンを誤って投与されてしまうが、発現せず
後に生まれて来た瀬奈がそのナノマシンを保有している事が判明する
瀬奈は潜伏していたナノマシンの発現したタイミングで成長が停止

オミは「白い騎士」の異名を持つロディに憧れていた

瀬奈とメイのセプター能力を狙い、何度かの襲撃が発生
瀬奈はふさぎ込んでしまい、一時的に行方をくらましてしまう

その後「護衛」をつける事で彼女をなんとか守り続けるが、襲撃は幾度にも渡った
「本当に守るつもりなんかない」と、瀬奈はどんどん人間不信になっていく

やがて瀬奈と臣は出会い、臣のストレートな行動に心打たれて瀬奈は覚醒する
家族(ユニオン主要人物含む)以外で始めて信頼できる人物・・を一気に好きになり、瀬奈は即断で結婚を決意した。


その後地球へ向かう途中で世界が「崩壊」
世界のループが狂う事を恐れた「神」の介入によってこの世界そのものが「なかったこと」にされ、改めて「2990年」から世界が始まる
二人の乗った戦艦クオリファイド・ランサーはワーム・ドライヴを敢行した事で2990年に無事たどり着く

まだ母を捜す途中であったロディ達ユニオンリバー社の面々と出会い、やや戸惑いながらも二人とクオリファイドはこの世界で生きていく決意をする


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・皇李瀬奈(おうり らいな)=ライナ・スタンフォード
ユニオンリバー社社長・ロディとシルヴィーの孫にしてセプター能力者。18歳
甘え調子のおとなしい幼児・・とみせかけてその実体はお高くとまったお嬢様
家族や身内には可愛い姿を見せるが、他人や敵には非常に冷たい。若干人見知り。
特に自分を救ってくれたオミにはベタ惚れで、彼のやることなすこと全てを輝いた瞳で見つめている

見た目からは想像もつかない程に鍛えており、能力を使わなくてもすばしっこい身体技能と祖父譲りの武器さばきで大体の状況を乗り切れる

セプター能力を使う事で自身を分解・再構築、18歳らしい背丈・スタイルに変身する事もできる
こちらの姿は自分の理想の姿だと言う一方、オミに見せるのは恥ずかしいという無駄に乙女な理由で彼にのみ秘密にしている
・・・事実、彼女(18歳時)の正体がバレるのは後になってからなのだが・・。

さらにセプター本来の再構築を行う事で、等身大ギア風の戦闘形態「フィーネ」となる
滅多に見せる事のない姿であり、この状態になる事そのものが彼女の「必殺技」とも言える。
またフィーネになる事で普段のどちらでもない第三の性格「熱血バカ」が発現、祖父や叔父と同じ「やり過ぎ」な暴れっぷりを見せる


・宗谷臣(そうや おみ)
トラブルコンサルタント企業・ユニオンリバー社新入社員にして期待の星。18歳
雑用ばかりの日々を過ごした後、皇李瀬奈護衛の任務を受けた
特技:料理と裁縫
趣味:(へたれ)絵日記

活力はあるが体力はそうなく、TCとして仕事に役に立つ要素はなし
強いて上げるならば少しくらいは肝が据わっている点のみ
憧れのロディのような「一流」になる・・という夢はデカイが実力は一つたりともついていっていない
瀬奈に惚れられた事である意味人生が狂った不幸体質の少年。

また当初こそ強烈なキャラに押されたものの、瀬奈の事は本当に「大事で大好きな存在」になっている

右腕を治すために瀬奈が投与したナノマシンの影響で、本人も瀬奈も気づかないまま少しずつセプターに変化している
当初は副作用で右腕が半セプター化できる程度だったが、最終的にセプターとしての完全な力を手にする事に・・

搭乗艦:クオリファイド・ランサー(バッシャー級2号艦)
搭乗機:ゼンガータイプ特機型(ゼノン)


・クオリファイド(愛称クオちゃん、クオ、クオンなど)
戦艦クオリファイド・ランサーの管制コンピューター。
量子データで構成されており、人間の姿をとって自律行動できる
勝手にサボったり出歩く事が多く、肝心の管制はサブAIに任せっきりの役立たず
とはいえ無駄なプライドを持ち、バカにされるとカチンとくるなど妙に人間くさい所もある

見た目データは瀬奈より小さい幼児スタイルを好んで(?)使っている
「生意気だけど可愛いから許してね♪」という事らしい。このやろう。

艦としての性能は1号艦ブレードバッシャーをアップデートした内容で、主砲「メイオウ」も受け継いでいる
ネスのサポートやシードの射撃操作がなくてもクオリファイド自身が全てを行えるので、ブリッジクルーが最小限ですむ
(最悪、無人であってもエネルギーさえあれば動ける。)

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・ヨセフ=ストレングス
搭乗機:G-H/69R2F「ブラストル・リフレイン」(旧69)

元探偵、現在(世界崩壊後)はTC。 男
30代後半だったが中途半端に若返り10代後半の姿になっている
さらっと淡泊な面が目立つが、その実体は熱血漢。悪く言えば短気でキレやすい。
見た目ハードボイルドな空気を漂わせるだけでそれっぽい事はしない。思わせぶり。
マリーとは探偵を始めて以来の腐れ縁。特別な感情とかそーゆーのも無く素で「面倒な年増」だと思っている。

少年期に機械帝国と戦うロディ達の活躍を間近で見た事があり、憧れの存在として見ていた
その本人達と仕事ができる事を心底喜んでいる。
・・・反面、人間的にアレなメンバーに呆れる所もある。(自身も似たようなものなので馴染んでいる)


・マリー=ルーセント

元探偵、現在はTC。愛称はマリル 女
ヨセフ同様に若返り、10代前半の姿になっているが元は30代後半。
人に対してずけずけと物を言い、文句をだらだら述べて愚痴が多い・・所から「年増」とよく呼ばれる
とはいえ元々若作りな人物であり、自信に満ちあふれた性格と容姿からは「大人」の色気を放っていた
要するに総じて言動・表情・行動がエロい。無駄に。
「年増」の他に「おばん」とか言われるとキレる単細胞。根っこはどちらかというとガキっぽい。

ヨセフとは腐れ縁で犬猿の仲・・のように見えるが、こちらは「あと10年若かったら放って置かない奴」とも考えていた
文字通り若返ったためにヨセフにアタックを仕掛けているが、顔を合わせればケンカの間柄故に気づかれてもいない。
そもそもあちらは「腐れ縁」以上に見ていないために意味がない(合掌)


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・アルフレッド=マイトナー
元気で素直、明るさと身体の強さが取り柄の高校生。愛称はアル 16歳 男
搭乗機:ST-01「アトラス」

日々「まっど」な姉の怪しい発明の実験台にされており、その性格・体質はリバウンドともとれる。
ぼーっとして鈍い所もあるが、熱血ハチマキを巻く事で気合とか根性とか熱血を愛する速攻突撃バカに早変わり
(ハチマキは初期のシルヴィーの作品であるが、実際のトコただの布きれ。要は精神力、思い込みである)

姉・シルヴィーは(前述の事から)怖いと同時に唯一の家族として愛してもいるため、基本的に素直に従っている
まぁ多少文句も言うが、結局は丸め込まれるのである。

条件が整っているのにスポーツはやらず、重度のアニヲタであり極度のインドア派である。
スパロボをこよなく愛し、愛機・アトラスには誰よりも愛情を注いでいる
※ちなみにマイトナー家は大富豪である。念のため。


・シルヴィア=マイトナー
おっとりにこやかで可憐なマッドサイエンティスト(ここ重要) 愛称はシルヴィー 19歳 女
搭乗艦:超弩級戦艦ST-FP「ファイヤー・フェニックス」

美しい金髪を風になびかせ、午後のティータイムを静かに部屋で過ごす。
お嬢様然とした清楚な笑顔には男なら誰もがときめいてしまう・・・・・とまぁ、そういう外見の「危険人物」
押しが強く我が強く、声は優しいが言う事やる事全部がハチャメチャで無茶苦茶で破天荒で斜め上。
(そういった意味ではお嬢様らしいわがままっぷりを発揮している・・とも言えなくもない)

生まれながらの天才科学者でお嬢様でネトゲ廃人。
思いつきで研究を始めてはその成果を弟や訪ねてきた近隣住民、踏み込んできた警察官で試している
様々なもののマニアでもあり、自宅・マイトナー邸に配置された数々のトラップは最も迷惑なコレクションである。

ネトゲ仲間の天文学者から情報を得て、いち早く「機械帝国」の襲来を予見した
同時に警察組織や軍隊など役に立たないゴミクズだと判断を(勝手に)下し、
独自の兵器群「シルヴィア・テクノロジカル」・・通称「ST」ナンバーズを作り上げた

言うに及ばず、その技術力は機械帝国に全く引けを取らない。


・ラグナ=フレイン
誰よりも落ち着きのある常識人。16歳 男
搭乗機:ST-03「ギドラス」

「竜人」と呼ばれる種族の少年。デカいし怖い顔だが少年。
それを気にする非常にナイーブな性格で、初対面の人に会う事をためらう節がある
アルとは学園初等部時代からの学友であると同時に大親友。趣味も彼の影響を受けて2次元寄り。
わりと冷静に物事を見る事ができ、イザというときに活路を開くのは彼である事が多い

穏やかな種族の出身であるため例に漏れずおとなしい。
が、アル同様に熱血ハチマキの効果でテンションハイになるなど意外な姿も見せる


・アーネスト=ウィグナー
弱きを助け強きを挫く「自称」警察官の鏡。22歳 男
搭乗機:ST-04「デバステイター」

異例のスピード・・とはいかないまでも、なかなか早く警部まで上り詰めた実力派おまわりさん
やることなすこと格好付けたがる悪い癖があり、後輩以上のトラブルメーカーっぷりを発揮する事もある。
そんな感情丸出しの正直な人格は周囲を和ませるらしく、意外と人から好かれるタイプ
バカっぽいが博識で、シルヴィーほどでないにしろ機械工学にも通じている


・ルイン=ミュール
見るからにおどおど系の婦警研修生。16歳 女
搭乗機:ST-05「フレネル」

アル、ラグナの幼なじみにしてアーネストの後輩。在学研修中な婦警のタマゴ。
弱気で華奢で言動もややネガティブだが、異常なまでの怪力を持ち、誰よりも(破壊力的な意味で)頼れる存在

アルの事を幼少期からず~~~~~~~~~~~~~~~っと好いているが、一度告白したにも関わらず彼は全く気づいていない。
(告白も初等部時代の話であるため、なおさら気づいていない可能性が高い)


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・レナード=マイトナー
無愛想で不器用な高校生。愛称レナ 16歳 男
何をやらせても完璧にこなす超人的技能の持ち主だが、相手に誤解させるような物言いが多いためマイナス評価が多い
内面では人を尊敬し人の想いを大事にし、本当に良い子である。

世界の崩壊によってルナ&ディータと共に「30年前のアル達の側のテラツー」に飛ばされた。
アルとルインの子供という事実をシルヴィー以外には納得してもらえず、親子として認められない事に少し寂しさを覚えている


・ルナル=マイトナー
おっちょこちょいでダメでダメでダメな高校生。愛称ルナ 16歳 女
双子の兄・レナに全て持っていかれてしまったのか、こちらは何をやらせてもダメで見ていられない。
逆に誰とでもすぐに友達になれる人懐っこさを持っており、レナと周囲との仲介役になる事も多い
誰に似たのか押しが強い所があり、譲れない状況ではどんな相手でも怯まない。

特技(?)としてゲームなら何でも得意な事、母譲りの早着替え&コスプレ趣味を持つ。
(・・・ただし裁縫もできないのでレナが衣装を作らされる)


・ディアルタ=スコア=トライスター
明るく馴れ馴れしい根性系料理人(志望)大学生。愛称ディータ 19歳
おとなしくしていれば美人で通るのに中身はがさつでテキトー主義者。料理以外に関しては全くといっていいほどダメ人間
奔放な性格故に交流は広いものの、同級生で最も仲が良いのはセラだと自負している+前述のダメな部分のフォローを頼りきっている
師匠とあおぐロディとガンマを超える事を目指しており、ユニオンリバー社(喫茶店)の次期トップの座を密かに狙っている。

元を辿ればアル達の世界の人間であるためテラツーに飛ばされた
フォローしていたセラがいないため、世界がつながるまでその生活は困難を極めたようである。



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・・・・・機械帝国・・・・・
名の通り自我をもつ機械群が作り出した巨大国家
(アルの世界の)宇宙のどこかで誕生し、勢力を広げてきた
シルヴィーは天文学に詳しいネトゲ仲間からその襲来を予感し、「どーせ普通の軍隊じゃ蹴散らされるし」と自ら世界を救う気満々だった

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・テスタロト
正確には「機械将軍(ましんじぇねらる)」の単なる一個体。テスタロトは識別用の個体名(上位の機械兵には型番でなく名称が与えられる)
アル達の住んでいた移民星テラツーを強襲、引き分けて以来彼を「ライバル」として認めている誇り高き男(?)
とはいえ彼にとって誇りと勝負は別物らしく、案外卑怯な手を使う小物くさい面を持つ

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・機械皇帝(ましんふゅーらー)
機械帝国を率いる大本。よくあるストーリーなら彼を倒すと帝国全てが機能を停止するものだが、彼らは独立した個体の集合であるため意味はない。
どこからか流れ込んだセプターの技術を一部解析し、周囲の物質と融合・分離をして再生・強化が可能
一人で帝国を牛耳る独裁者ではあるが、帝国臣民の事を考える人格者でもあり、カリスマ性は高い
銀河支配の目的は何者かが「彼を最初に作り出した時にプログラムした事」を達成するためであり、彼自身の悲願である
テスタロト達上位機械兵と同様、他の機械兵に比べて人間らしいモノの考え方をする存在

・・プログラムの内容は「私(制作者)の娘が暮らせる星を見つける事」・・
シミュレートでは答えが出ず、実際に各方面の星を使い、テラフォーミングを繰り返して実験していた
その課程で先住民や原住生物と戦うに至り、彼は一戦闘部隊から一大帝国を築くまでになった

製作したのは別世界から迷い込んだ人間であり、そもそも「この世界の生態系では生きる事ができない」
創造主のいた別世界では遺伝子異常と伝染病が相次ぎ、人類は数える程になっていた
その世界からの脱出を計ったものの、異常を抱える彼らはこの世界でも生きる事が出来ない
やがて創造主は死亡。皇帝の部屋にあるカプセルでコールドスリープしている「娘」は仮死状態であるが、たとえ目覚めても・・・
・・それでも彼は、たった一つの目的のために行動する。


一週目の世界(瀬奈やヨセフ達が元いた世界)の歴史ではユニオンとの決戦に敗れ、帝国は本星もろとも崩壊している
二週目の世界(瀬奈達が30年前に戻った後)の歴史では・・?


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・ヨセフとマリルは依頼人サイドのミスで二重契約するハメになり、「先に解決した方に報酬を出す」という条件をのむ
・生活に切羽詰まっていた二人は追跡を依頼された人物を追い詰めるが、ギアによる戦闘に持ち込まれてしまう
・戦うヨセフ、見守るマリル・・・と、そこで世界は突然「崩壊」してしまう。
・ギア・ブラストルの必殺武器「ボルティング・パイル」が爆裂した瞬間、二人の意識はブラックアウトしていった

・目が覚めたら30年前、時はロディ達が世界を救ったその一週間後・・・
・二人とブラストルはセルムラントの郊外でおまわりさんの厄介になり、自分達の現状と「若返った」事を知る
・釈放後事情を同じくする瀬奈達と出会い、ユニオンリバー社になんやかんやで転がり込む事に。

・大破していたブラストルは改修、接近格闘を突き詰めたブラストル・リフレインとなる
・新たなメンバーとして面子に加わった二人は、自分達の時代で見聞きしたユニオンリバー社の真実を知る
・ロディは思った程の人格者ではなかったが、「家族のために世界を救った英雄」と理解するヨセフだった
・自分達が戻る術がないと知るも、この世界で生きていく事に何の不満もない一行

・ヨセフとマリルはユニオンの一員として活躍していく
・自分達の知る歴史通りに世界は動き・・隣の宇宙(世界)とつながり、機械帝国の侵略が始まる
・かつてオミやヨセフがロディの戦いを見た時代・・・そのハズが、その帝国の陣容は常軌を逸したものに変化していた
・世界がつながった影響で地球はテラツーと融合、アル達とロディ達は全く違う出会い方をする

・とはいえなんやかんやで打ち解け、目的を同じくする一同
・かくて世界の命運をかけた機械帝国とのS.G・全国のTCの皆さん・民間有志の皆さんの戦いが始まった

・地球へ侵攻した帝国先遣隊との交戦・・機械将軍・テスタロトとの腐れ縁スタート
・彼の置き土産である小型ロボットとの戦闘・・最後の一機を倒し、気が抜けたマリルは何気なくヨセフにキスをしてしまう
・これで鈍い彼もようやく気がついたらしく、翌日からマリルのアタックを必死になってかわすようになる

・戦いと本来のTC家業とラブコメが続いた数日後、マリルとルナがテスタロトに拉致されてしまう
・静かに怒るヨセフはブラストルで単身突撃、追ってきたアルとの共闘でテスタロトの左半身もろとも二人を奪還する

・しかし進展はなく、むしろお互いに意識し過ぎて気まずい雰囲気が続いた

・その後、帝国本星が地球圏に迫り最終決戦の時・・意を決したヨセフはマリルに正直に好意を伝え、出撃する
・改造され復活したテスタロトとの戦いで苦戦する一同、ヨセフは状況を打破すべく吶喊しまたも左半分を抉る事に成功する
・・・が、同時に起きたテスタロトの防御フィールド異常でブラストルの胸部は圧壊、ヨセフは呆気なく死亡してしまう

・・・死んだと思った次の瞬間、ヨセフは見知らぬ公園で目を覚ます
・しばらく歩いてみるが、街には誰もおらず、動くモノの姿はない
・やがて同じようにここへ来たオミとロディに会い調べる内・・ここが機械帝国の「創造主」の世界だと気がつく
・テスタロトの件に端を発する帝国全体のフィールド異常は、意図せずして「創造主」が帰るべき元の世界への扉を開いていたのである

・セプトギアへの帰還を果たすため、三人は行動を起こすが・・・


G-H/69R「ブラストル」

セプトギア+にて登場した69式ギアの強化改修型
無茶のさせすぎでボロボロになっていた外装と一部フレームを換装し、全長23mと大型化している
しかしそれを補って余りある出力と威力を兼ね備えており、見た目からはとても「信じられない」動きをする。
シュウの息がかかっており、換装フレーム(頭部センサー含む)にはゼンガータイプを流用
さらに額・胸部・両掌・両膝に「ボルティングパイル」を内蔵し、至近距離で射出する事で直接攻撃、内蔵エネルギーを放電する事で防壁を展開できる
見た目に反してコンセプトそのものはゼファーを踏襲しており、騎士という概念自体は共通のものを持つ。

主要武装:ボルティングパイル、サウザントザンバー(薄刃斬艦刀)、鉄拳、バーニア逆噴射
備考:外装パージで本来の69に近いスタイルとなる。(全長10mまでダウン)


「ブラストル・リフレイン」
「世界の崩壊」によって30年前に飛ばされた際に大破したブラストルをシュウが改修した強化型。
文字通りの一撃必殺兵器「最後の切り札」を備え、探偵には全く似合わない仕様になった。



「アッセンブル・ドライヴ」
A.I.O.N製ロボット全てに(一応)存在するリミッター解除機構
天球機関を搭載した四聖騎士団はその起動方法が判明しているが、それ以外は全く不明
アスルトが作ったガードラー系も例外ではなく、各々がアッセンブル状態になる事は可能。
「進化の鍵」のように各々形式も名称も異なるため、同じ起動方法が適用できるとは限らない


「超進化人間体」
前述のドライヴの作用で一時的に強化状態や成長した姿へ変貌した人間体
個体により時間は異なれど、一定時間の経過で元の人間体へ戻ってしまう
個体の人格は共通であるがその精神面にも成長が見られ、感情表現が豊かになったり生意気になったり忙しい





「ファイナ=シエナ=シェフィールド」
ミラヴェル最新モデル「フォウリィ」シリーズ先行試作型
※これまではプリセットモデル(作例)が4~5体作られたが、今回は1個体のみとなった
今後各制作者によって作られるミラヴェルの精度調整や衣装製作のために存在している
故に衣装を作る事・着る事に熱心で、端から見ると自前のコスでうっとりするレイヤーのようである。
性格は温厚だが怒らせると怖い典型的なお姉さんタイプ。


※ミラヴェルの定義(2010最新版・あくまで「文章としてのみ」の設定なので特に気にする事ではなし(殴)
設定上は一応、A.I.O.Nや天導寺が協力して作った「限りなく人間に近い、人造人間のようなもの」
RRなど「人間体」と同様、構成要素の99.98%が人間と同じだが、0.02%が異なる

・・・上記の()通り、ホームページ上では特に関係なく、単なる個人で作って楽しむ「組み替え色変え即席アイコン精製データ集」の事である。
完成したキャラが人間だろうがロボットだろうが大人だろうが子供だろうが一切おーけーなのである、うむ(殴)



「騎士魂(きしだま)」
騎士団(アカル、ヨミ、エリニュース含む天球機関搭載機)に組み込まれた「特殊行動支援プログラム」
緊急時の迅速な対応や的確な判断、さらには戦闘機動の効率化・高速化を行う重要なプログラムである
天球機関とセットで運用すべきものだが致命的な相互干渉があるらしく、正規の騎士魂は各機とも自己消滅してしまっている
各々の性格傾向や戦力そのものに関わるものであるが、開発者アスルトは特に気にしていないようである。


「天魂(あめだま)」
騎士魂の重要性に気づいたユウノがアスルトのプログラムを参考に作った文字通りの「アメ玉」(一袋約30個入り)
対応機種が直接食べる事で一時的に騎士魂がインプットされ、プログラムが自己消滅するまでの約10分間「本来の性能」を発揮させる
他の機種や一般人が食べても特に何か起きる事はない、普通のアメ玉。
味は無駄に多く、たまにハズレの「わさび玉」なんぞもある(笑)






「デュケイオン=J=ラヴァーズ」
愛称デューク、ミドルネームJはジョゼット
ラヴァーズ家当主にしてディアナの父
極度の幸運に恵まれており、周囲の運すら増幅しある意味幸せな騒動を巻き起こすハッピー体質
好奇心のカタマリで常に「何か」を欲しており、そういう意味では欲望にストレートな男
しかし手にしたセフィロトを娘に自慢してうらやましがらせたり、妻に対して必要以上に甘えたりと子供っぽい上に自覚がない問題人物
腕っ節は強いが人並みで、所有するセフィロトの一つ(何かは不明)と幸運の作用で数々の戦闘・小競り合いでまぐれ勝ちを続けている
現在は何らかの事情により姿をくらましている


「ミネルバ=M=ラヴァーズ」
愛称ミネルバ、ミドルネームMはメイルストーム
夫共々ン十歳なのだが、どう天地がひっくり返ってもそうは見えない容姿をしている
釣り合わないスリーサイズと合わせ、デュークが「犯罪者」と呼ばれる理由のカタマリのような人物
性格は娘に酷似しているが大人の流儀を心得ており、どのような場面でも常に冷静沈着な策士の面を持つ
特別な能力は持たないが、火器運用に始まり爆発物作製・万能な操縦技術と00エージェントばりのあらゆる「才能」を持つ

英系クォーターで京都生まれ、日本名は「みらん」
京訛りで英語は何故かジオン訛り(殴)

現在は何らかの事情により姿をくらましている


「ネイエロフ=オールダー」
執事長にして最強であるラヴァーズ家従者の筆頭
過去に色々あった歴戦の勇士であるが、今やただのお嬢様LOVEな危ないお兄さんである。

「メイデン・ランカーズ」
ランカーの名が指すとおり超人を通り越して怪物級のメイド達を指す名称
ディアナ及びネイエロフの直属であり、それぞれプロフェッショナルな分野を持つ(万能な者も・・)

「シンシア=アーシュタット=ヴェイルハウスト」
愛称シンシア、シンなど
首席卒業の優等生だが根本から天然かついい加減で、いまいち周囲からの信頼が薄い
・・が、やらせればどんな事でもそつなくこなす天性の才能持ち
アステリアの親友であり、彼女と共に伏龍・鳳雛と呼ばれ・・・たかどうかは定かではない。
「茶」系の飲み物に弱い。


「アークセイル=クラン=レインストーム」
愛称アクシア
何をやってもダメな天下無双のドジっ娘であったため技能取得に躍起になり
結果何かを間違えて戦闘のスペシャリストとなってしまったやはりドジっ娘。
それでも可愛げのある活発な少女だったがもはや面影もなく、常時無表情で寡黙な性格
戦闘となればいかなる場合にも常勝無敗を誇るが、それ以外をやらせると天変地異を招く


「シェーラ=フェルミ=バイアス=イスラポルト」
愛称シェイミ
もうすがすがしいとか通りこして気持ち悪いくらい年中笑顔の陽気なメイド
決して崩れない笑顔の下ではどす黒い内面を持ち合わせており、知り合いからは色々な意味で一目置かれている存在
性格・思想には多々問題があるが技能は間違いなくプロフェッショナルな逸材である。
実は目が見えず、現在は周囲の状況を他の感覚だけで把握している。相当な努力家である側面も持つ


「」
サーヴァント養成・派遣団体
要は執事・メイドの養成学校権お仕事斡旋所。
アステリア、シン、アクシアらランカーズの出身校でもある
家事一般や礼儀作法はもとより、格闘技や銃器取り扱いなど「その方面」も学習できる


「カグラ=ベルグランディス」
戸籍上はリレッドの父らしいがどう見ても少女。可愛い上に天然っぽくて守ってあげたくなるような印象を受ける



「ウェスタ=R=ベルグランディス」
リレッドの母にしてベルグランディス家を一手に仕切る女傑、ミドルネームRはレア
口調は淡々としたノリで冷たい感じを受けるが、その実体は娘想いのごく普通の母親である
組織の中では常に剛胆にして不敵、好戦的な態度を取り頼られるリーダー
しかし先祖から受け継いだ大帝発掘作業の影響か考古学・骨董に目がなく、古いモノを見るとまるで少女のように浮かれて飛びつく悪癖を持つ
同じくカグラと娘・リレッド及びその家族には普段とまるで違う顔を見せる




「ベルグランディス家」
リレッドの両親がトップに立つ中華系の資産家一族
貿易会社・紅蓮公司(グレンカンパニー)を取り仕切っている複合企業でもある
・・だが、紅蓮公司の実態は裏社会に君臨する闇の法の番人である
表だって裁く事の出来ない個人・団体に対して圧力・武力をもって制裁を加えている
両親はリレッドを守る意味と鍛える意味の2つをもって嘘偽りを伝え、今日までベルグランディス家の事を伏せてきた
しかしとある事件をきっかけにその存在に気づき、リレッドはベルグランディスの名を受け継ぐ事となる

「大帝(ヴェリキー)」
紅蓮公司が発掘、子会社・TOYS社を隠れ蓑に「一般的なロボット」として再生させた古代兵器
トーイと天凰・地龍の3つに分割され、トーイはリレッドに付き添い、天地はそれぞれ公司で保管されていた
3つが真に一つとなる時大帝としての本領を発揮する・・が、メインコアたるトーイ自信がその事を忘れている。

いずれ来る災厄のために用意されたものだというが・・?



「セプトギア」
「全ての世界」がつながる空間、その世界の事。いわば世界の終わりであり、始まりにも相当する
他の世界で登場人物を「演じている」人々が集まる一種異様な空間。
同じ名前の人物でも微妙に性格や行動が違ったりするが、基本的に同一人物。
一つの世界でもあり、事件が起きれば事故も起きるしイベントもするわ祭もやっちゃう普通の空間でもある
アステリア、レトなどユニオンリバー社近辺に住む人々に関しては純粋なこの世界の住人。
あらゆる可能性やあらゆる設定が具現化可能であり、騒動は絶えない


ユニオンリバー社
2990年で騒動解決を生業とする同社とは異なる、個人経営の喫茶店
はじめは小さな店舗だったが、天導寺重工とA.I.O.Nとの縁で巨大な店舗になった。
崖っぷちに立つ眺めの良い喫茶店・・という面と、巨大ロボットや各種人型兵器などのプラットフォームとしての面を持つ
店員は誰でもとりあえずお客として扱うフランクな人々なので、やはり騒動が絶えない
その他地下に宿泊施設や食料庫など国家施設並の設備を備え、要塞としての機能も有するが店員が知らない所もある。


多元同位体(ラウザー)
「全ての世界に同時に存在する」事を許された唯一の存在、いわばアカシックレコードの代理人
全てがつながるセプトギアにおいては、全ての「多元同位体」が同時に存在する事も可能
(それぞれ別の個体として、ただし根底の記憶などは共通のものとして)
世界の動向を、それぞれの演じるキャストをもって円滑に進めるために存在している
故に、全ての同位体が行動派の人格でのみ形成されている。
同時に存在「し始めた」ため、正体という大本になる人格は存在しない。全ての人格が「正体」である

流転者(サイクラー)
「本当に望む結末」を迎えるまで、延々と似たような並列世界を彷徨い続ける者。
「ループ」する度に記憶を失い、ある程度成長した段階で前回の「結末」を思い出す(マサトの場合は土壇場まで思い出せない)
それは一人称視点であるため本来ならその人物のみが過ごす世界である
が、マサト、フタバの場合はお互いの「コンビ」特性によって二人揃って流転者となっている
セプトギアの世界においては「本当の意味で死ねない」ため、この世界の一定時間内をループし続けている。

本城フタバ
ややおっとりした口調の高校1年生
品行方正、何でもそつなくこなす美少女でマサトの幼なじみ
マサトに対して異常なまでに強い愛情を抱いており、片っ端から「邪魔者」と思った人間を惨殺してきた
その点を除けば全く何もない、誰もが理想とする両想いの図柄なのだが・・
彼の事に関わらない限りは誰とでも友好的で常識人。

瀧村マサト
推理小説を好む比較的行動派の高校1年生。
生まれた時からフタバとはコンビの間柄であり、かなり早期から彼女の事を好いている
彼女とは何度ループしても両想いとなるが、フタバの異常な愛は結末を受け入れず、互いに死してループし続けている
それでもなお彼女を受け入れようとしている一本気な少年。

翔天丸
2025年代で咲妃が作ったガンプラ。
正確にはミキシングビルドで作られたオリジナルBB戦士
並列世界において主人公として活躍し、少年期には天候の鎧(晴・曇・雨)と共に活躍
青年期には混乱を収めるため、世界を巡る旅に出た
数々の戦いを経て、最終的に「大翔軍」となる


大龍天
大天導とALICEの統合量産型・SAVIOUR(開発コード)の試作型
マスプロ・テストモデルでありながら新システムの試験機も兼ねている優秀な機体
AMシリーズで初めて本格的なAIを内蔵し、自我をもって行動する

龍天凰
大龍天が内蔵機関の起動により変形した中型ロボット形態
AMシリーズとは違い頭身の高い姿になる



・キサラ=アルル=クアドリガ
国立魔法協会極東支部所属の法術使い、19歳
ラヴァーズ家と同等の家の出で、お嬢様らしくおっとりまったりしているが好奇心旺盛で行動派
全てが「素」の良い意味で裏表のない、悪い意味でトラブルメーカー丸出しな性格
ルリお兄さんことルルイエ=マギとはギルド仲間で、ある意味先輩後輩の良い関係
現在は城戸輝更(きどきさら)の名でルリ共々バイト中。
(ちなみに名字:クアドリガは勝利の女神の馬車の名)


・「城戸咲良」 咲良 16歳♀
フリーランスの魔法剣士(ソーディアン) 本名はサクラ=ルーシェ=クアドリガ
根っからの食いしん坊兼ミーハー旅行者で、ロックと共に各地を巡る旅を続けている
脳天気かつ乗せられやすい・騙されやすいおバカだが、真っ直ぐな性格故に物事はだいたい好転する。
よく食べよく動くせいかスタイルが良く、特に胸囲では姉のスペックを上回る

ロック共々おバカなので、他にストッパーがいない状況では他人に利用される事もしばしば。
意識レベルは小学生止まりなので、羞恥心や常識に関してかなり欠けている感がある。


・「ラグナロク」 ロック 11歳♂
咲良の相棒兼武器兼悪友。錬金術によって剣と融合した皇龍の一種
思考が人間的かつ単純で、同じくボケの咲良と共にツッコミ不在の大暴走を繰り広げている
大雑把で深く物事を考えないが、素直で思いやりのある良い子属性
ただし根本がおバカなので、いざという時「やっちまえ」系の考えしか浮かばない。
剣の切れ味は彼の調子によって変化し、ダメな時は刀身が「へたる」。

存在の波長が咲良と同調しており、咲良が彼を「食べる」事で一時的に一体化する事が可能

・「皇龍神姫」
咲良がロックを「食べて」一体化した状態
目つきや人格が攻撃的かつ高圧的に、あらゆる意味で過激になる
剣がない状態なので「拳」で戦うスタイル


・「攻神七耶」 ななか ?歳?
サーディオン・CPUが移植された天球機関搭載機「サーディオン・イミテイト」の人間体
作り手の都合で少女の姿形をしているが、厳密な性別はどちらでもない(ただし身体に引っ張られる形で女性寄りの人格)
本体が8000年以上前の機体だけあり、他人を「小娘」などと目下に扱う
自分の有能さを主張し偉そうにする場面もあるが、基本的にはわがままで意地っ張りで寂しがり屋の見た目通りの少女。
身体の事は「慣れた」と言っているが、咲良と組むようになってからすさまじくスタイルを気にしている。





かぐやの実姉。
アースガルズとA.I.O.Nの戦闘(フォロンの爆発)によって発生した空間の亀裂に巻き込まれ、行方不明となっていた
何者かに植え付けられた異形の「因子」によってかつての騎士・アーヴィッシュのように半異形化している
・・故に、破壊と混乱を招く事を重点に置いて行動している
仲の良い姉妹だったはずが、何故か執拗にかぐやをつけ狙う。


エクスハーゼ
量子融合パワードアーマーシステム"HARE"のプロトタイプ初号機。
普段は昆虫型をしている小さなデバイスだが、使用時には量子変換を行い、周囲の空間構造を変化させて人間大のパワードアーマーとなる
装着者は分子レベルで分解され、文字通りアーマーと「融合合体」する
月世界の量子構成をそのままエネルギー源としているため、環境の違う地球や他星系では「月からの光(に、含まれるもの)」を必要とする
デバイスのダイヤルを回転させる事で複数の形態に変幻し、戦闘スタイルや弱点を変化させる事が出来る
正式名称は「EXPERIMENT HARSE」(エクスペリメント)


ルクスハーゼ
"HARE"のプロトタイプ弐号機。
初号機のカブトムシ型に対し、クワガタ型のデバイスに姿を変えている
初号機と基本性能の差はないが、変幻機構はオミットされ、より実戦的な「ルミナス」(シアークリスタル精製システム)を搭載されている
エネルギー消費は激しくなったが、同システムで「神殿」と呼ばれる空間を構築でき、月が見えない所でも駆動に必要なエネルギーの補填を行える
正式名称は「LUXOR HARSE」(ルクソール)


エクセリオンハーゼ
フルチャージ時(月が出ている時)に条件を満たすと発動するHARSEシステムの完成大系
全身に隠された高純度の「ルミナス」を解放し、シアークリスタルで精製した強力無比の装甲・武装を運用する
実戦向きではない純度の「ルミナス」であるため、エネルギー消費こそ膨大になるが、その機能は本体と同質量の物体を瞬時に数千造り出す程。

条件とは「融合者が以前に何度かの装着を行っており、感情がいずれかの極に達した時」
要するにHARSEに認められていて、なおかつ喜怒哀楽の基本感情いずれか極の感情エネルギーをもって発動する・・という事である
月の満ち欠けにかかわらず、月の光さえあれば発動できる

発動中に月が隠れても、ルミナスの発動→余剰エネルギーを供給のサイクル原理で十数分は活動できる


ルクシオンハーゼ
エクセリオンと同条件で発動する弐号機の完成大系(「神殿」による発動は不可能)
「ルミナス」と対を成す中核システム「ヴォルクス」(暗黒物質/ダークマター精製体)を解放する
超重力の弾丸を射出出来るようになり、一撃必殺の戦力を得る
周囲空間をも歪め破壊しかねない諸刃の剣。


機甲界(ジィ・グランデ)
フォルゲインらの「世界」の総称。
基礎は天動説であり、世界の端まで行くと大きな滝になっている(下層は枯れた地平と呼ばれる何もない空間)

有史以来いくつもの国家群が手を取り合い平和にやっていたが、900年代になって国家間の対立が明確になり、戦乱の世となった
それでもなお中立を貫き通したセルムラント皇国だが、ついに戦火が飛び火し、危機が訪れる
しかし同時期に地下から発掘され始めた「騎士」の圧倒的戦力により、皇国の中立体勢は永きに渡り維持される事となる

異形が介入したため世界は破壊し尽くされ、消滅した・・が、異形化したアーヴィッシュが倒された事で再生した。
しかし100年近く「存在していなかった」ため不安定であり、別世界からの「補修要素」が必要である
補修要素として要が選ばれたのは機甲界に最も近い世界観のRPGを好んでいたため。
ゲームの形としてゲートが開いたのも、何かの縁(殴)


近衛閃団(このえせんだん/ハイライツ)
閃光のごとき機動力と圧倒的戦力を誇る「騎士」で構成されたセルムラント精鋭騎士団。
その性能をフルに活用できる技巧体力と、即時行動に必要な精神力を備えた人材のみが選出されている
メンバーは機甲界有史以前の伝説に習い7人と定められている


騎士(きし/ナイト・オブ~)
主にセルムラント及び近隣各国から発掘された有史以前の「鎧」
魔導機関を搭載し、全身に術式がサーキット状に走り駆動する400~600m級の巨大兵器
上位騎士ほど精巧かつ高性能に作られており、「色」を持つ事から「百色(ひゃくせき/カラーズ)」と呼ばれる
戦士型・偵察型なども存在するが、基本的に全て「騎士」と総称される
ほとんどは遺跡から発掘されているものだが、セルムラント地下・律の間にある
「虹の騎士」だけは有史以前よりセルムラントが受け継いでいるものであるらしい。
名称は「白金騎士」と書いて「はっきんきし/ナイト・オブ・プラチナム」と称する


ランドリオン=アルバイン
愛称ランディ、代々騎士家系であるアルバイン家の一人息子(当時10歳)
実直で礼儀正しく、戦いにおいては冷静な判断力と時に豪快な戦い方も選ぶ機転をも持ち合わせている
幼い頃より自らを律し、天性の剣技をもって数々の戦いから王家を救ってきた生まれながらの騎士。
激戦の中99回セルムラントを救った功績を認められ、「白金」の鎧を与えられて以後は騎士名「白兵騎士:フォルゲイン」を名乗っている
セルムラント騎士団最高位である近衛閃団に所属し、以後も鎧と共に数々の戦場を駆け抜けた
王女リューゼから強い愛情を向けられていたが答える事は出来ないと言い、代わりに彼女の「歌」を愛した。
全てが滅び、世界が終わるその瞬間まで戦い続けた勇敢なる最後の騎士。

・・その後異形化したアーヴィッシュとの決着を経て崩壊した世界に戻り静かに運命を共にするつもりでいた
その際騎士名を捨て、ただのランディに戻っている。
シエルにセプトギアへ召還されて以後は剣の術を教えるべく各地を放浪している
アルバインの流儀によると「まずは避ける事こそ基本」であり、「身かわしの極意」とされるものを伝授している
・・白金の鎧がどうなったかは本人のみぞ知る事である。


テスラ=シャイナ=リスコット
愛称テスラ、人と妖精族の亜種とされる「リンクス」の末裔(当時17歳)
富豪の家に育ったがその中で平和ボケする事をよしとせず、隣国との和平や遠征など過酷な任務に好んで参加してきた
強さは一度も傷を負った事がないとされる程で、近衛閃団所属と共に「重蒼」の鎧を与えられ「重剣士:グラムレット」の騎士名を名乗っている
物心つき、戦い始めた時から女性である事を封じており、騎士の戦いと誇り、騎士団の皆を友として戦い続けた
フォルゲインら近衛閃団と共に、最後の瞬間まで戦い続けた騎士。


ヴィクトリア=バラン=シュナイゼル
愛称ヴィクター、元アーデンバラム帝国騎士団の一兵だった(当時18歳)
アーデンバラム先遣隊がセルムラントに侵攻した際、フォルゲインに敗れ捕虜となった
国家の方針により放逐されるが、彼に惚れ込んで帝国を抜け志願、近衛閃団入団まで瞬く間に上り詰めた実力者。
その際「深緑」の鎧を与えられ「大僧正:リヴァストス」の騎士名を名乗っている
グラムレットとは対照的に女性的な朗らかさで場を和ませるムードメーカー
・・だが、生活面や判断材料においてかなりずぼらな本性も目立つ
近衛閃団と共に世界の終わりまで戦い続けたが、恐らくは消滅している。


アグル=スティッツ=ニコライエフ
愛称アグル、アルバイン同様の騎士家系であるニコライエフ家の出身(当時31歳)
フォルゲインらと共に数々の戦場を駆け抜け、近衛閃団ではないが鎧の一つ「橙」を与えられ「変幻騎士:アーヴィッシュ」の騎士名を名乗っている
国境防衛戦にて「橙」のコクピットを破壊され命を落とすが、異世界からの「何か」を受けて「異形」として復活した
以後「異形のアーヴィッシュ」を名乗り、人が変わったように世界を破壊し尽くし、全てを消し去った。

異世界にて決着の後「何か」から解放され、騎士名を捨てアグルに戻った


リューゼ=セラン=セイリアム
セルムラント皇国第二皇女。(当時10歳)
もっとも平和と謳われた皇国の出身ながら、常に争いの絶えない世界の事を憂いていた
子供ながらに気丈で落ち着いており、その点では騎士であるフォルゲインらにも負けない強さを持っていた
真っ直ぐな魂を持つフォルゲインに恋慕の情を抱いていたが、彼の想いを受け騎士と主の関係から進展はしなかった
世界が破壊された際に消滅したと思われる


周防要(すおう かなめ)
2025年の14才女子中学生。裕司達と同じ輪舞第三中学校に通っていたが引きこもり気味
運動神経や学力はずば抜けて高く、いつも景らトップクラスと張り合う程の才能を持つ
・・が、至ってやる気はなく、現実よりも非現実・・「面白味」のあるゲームの中に没頭しがち。
趣味はアニメの一人批評(本格的)やコスプレ、現実における非現実探し(時々)
年齢以上にスタイルは良いが、口調と性格が災いしてか男に見られる事の方が多い。


騎士「ディーバイン」
バルダール王国でパーツが発見され、修復・改修された小型の騎士。
元々は恐竜のような姿をしていたが、他の騎士同様に人型に改修されている
名前は恐竜時にマーキングされていた「DESTROY」の「D」の名残。
他の騎士とは違い、魔導機関以外に正体不明の動力を持ち、百色に匹敵する性能を持つ
また、意志を持つかのように起動し、乗り手を選ぶ


バルダール王国
カナメが召喚された辺境の村がある国
王の人柄を反映してか全体的に穏和な人々が多く、平和な国。
もっとも中立国ではなく、隣国との争いは絶えないが
ちなみに村人Aの本名はジョン、Bはシーザー。描写はされてないが年齢は20代くらいの青年






セレナーデ=コランダム(セリナ)
セリナ セリナ(嘲)
最後のスライドギアネタにしてこちら側のアステリア、ディアナ、リレッド(元は同一人物の発展)に相当する人物。
見た目も実年齢も8歳、メイド職のため丁寧な言葉遣いをするが計算高く、根底ではかなり複雑怪奇に思考を巡らせている腹黒タイプ。
事実その思考回路は国際レベルで認められる優秀ぶりだが、計算外の出来事に動揺し狼狽するなど案外脆い。
さらには高レベルな体力と演技力とを兼ね備えているが、機械の扱いはヘタで動物ギライ。
全く別人だが、三人の特徴を色濃く残している部分もある。(アステリアの職業病と面倒見の良さ、ディアナの演技力、リレッドの頭脳と胸の(殴)
また、体型は玄武騎士団のようにアンバランスだが、本人はむしろ自信の一部としている。

以上の事から人を完全に信用するのに時間を置くタイプだが、そうなった場合は全面的に協力するなど極端である。
「セリナ」以外「本名ではない」が、彼女の信用を得た場合は多分教えてもらえる、多分だけど。

語源はアステリア&ディアナの共通関連ワード「月」からセレネ、リレッドの「ルビー」の種別からコランダム。





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